接続詞 ものの、とはいうものの、とはいえ、とはいっても(定義)違和(いわ)の接続詞。 前の事がらに対し、調和しない後の事がらを述べる際に使います。 「ものの」は句と句を結びます。 「とはいうものの」は句と句、文と文を結びます。 前の事がらを認めつつ、強調したい後の事がらを述べる。 「ものの」「とはいうものの」はかたい言い方。 「とはいえ」「とはいっても」はやわらかい言い方。
(例文)・時間がないものの、この仕事は今日中に終わらせなければならない。 ・人間は地球上で最も知能の高い生きものであるものの、争いごとばかりしている。 ・人間は地球上で争いごとばかりしているものの、地球上で最も知能の高い生きものである。 ・スマートフォンをこないだ買った。とはいうものの、全然使い方が分からない。 ・この部屋の家賃は安いとはいうものの、かなりせまい。 ・この部屋はかなりせまいとはいうものの、家賃は安い。 ・青汁は体に良いとはいうものの、あまりおいしくない。 ・青汁はあまりおいしくないとはいうものの、体に良い。 ・この部屋の家賃は安いとはいえ、かなりせまい。 ・この部屋はかなりせまいとはいえ、家賃は安い。 ・時間がないとはいっても、この仕事は今日中に終わらせなければならない。 |