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接続詞について (一覧と解説)
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接続詞 だからといって、しかしだからといって
接続詞 だからといって、しかしだからといって
(定義)
否認(ひにん)の接続詞。
文と文を結びます。
「だからといって」は、前の事がらに対し、それが理由でそうではない、そうしてはならない後の事がらを述べる際に使います。
「しかしだからといって」は、前の事がらに対し、それが理由で決してそうではない、決してそうしてはならない後の事がらを述べる際に使います。「だからといって」をより強調した言い方。
(例文)
【だからといって】
・彼はLGBT(性的少数者)だ。だからといって、彼が嫌いなわけではない。
・彼はLGBT(性的少数者)だ。だからといって、彼を差別してはならない。
・彼はロシア人だ。だからといって、彼を差別したりしない。
・彼はロシア人だ。だからといって、彼を差別してはならない。
・彼女にふられた。だからといって、人生に絶望しない。
・彼女にふられた。だからといって、人生に絶望してはならない。
【しかしだからといって】
・彼はロシア人だ。しかしだからといって、彼を非難してはならない。
・しばしば哲学は何の役にも立たないと言われてきた。しかしだからといって、哲学には意味がないということはない。
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