-
ホーム
-
接続詞について (一覧と解説)
-
接続詞 換言すれば(かんげんすれば)
接続詞 換言すれば(かんげんすれば)
(定義)
言換の接続詞。
前で述べた事がらについて、言葉を換えて言い表します。
別の言葉での言い表し方としては、「要するにどういうことかを述べる」「具体的に述べる」「別の観点から述べる」「逆の視点から述べる」「比喩を述べる」などがあります。
「言い換えると」「言い換えれば」の硬い表現で、評論などの硬い文章において使われることが多いです。
どちらかというと書き言葉で、話し言葉ではなりません。
(例文)
・総選挙が終わり、予想通りの結果になり、状況も変わらなかった。換言すれば、選挙をやってもやらなくても同じだった。
・タイソンはスーパースターだった。換言すれば「ボクシングを超越した存在」といえた。
・デモクラシーとは、換言すれば、「人民の、人民による、人民のための政治」です。
・政党交付金は年間総額では300億円以上が各党に配分されています。政党交付金の総額がどのように決められているかというと、直近の人口に250円を乗じた額を基準に決められています。換言すれば国民ひとりひとりが政党に250円を支払っているともいえます。
・接続詞とは、前の事がらに対し後の事がらがどのような内容かを示す語ですが、換言すれば、読み手・聞き手に次の内容がどのような内容かを示す「言葉の案内板」です。
他の接続詞もこちらで解説しています。
接続詞について (一覧と解説)