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接続詞 従いまして、つきましては、ついては

(定義)

 帰結(きけつ)の接続詞です。

 前後の文や文節をつなぎます。

 前の事がらを理由・背景として、帰結する後の事がらを述べます。

 「従いまして(したがいまして)」「つきましては」「ついては」は、敬語・丁寧語になります。

 「従いまして」は従って(したがって)の敬語・丁寧語で、「つきましては」「ついては」よりも、よりかしこまった表現です。

 「つきまして」は「ついては」をより丁寧な言い方で言い表したものです。

 

(例文)

【従いまして】

・インフルエンザとコロナの同時流行の懸念が現実のものとなっております。従いましてインフルエンザにつきましてもワクチンの同時接種あるいは早めの接種をお願いをしたいと存じます

・私は、彼の応援団の一人に加わることにいたします。従いまして、次の県知事選には立候補しないことを申し上げたいと思います。

【つきましては】

・過去3年間の売上データを基に次の施策をどうすべきか、私なりに考えてみました。つきましては、今後どのような対応をとるべきか、ご相談のお時間をいただけないでしょうか。

・今回の握手券はお客さまの利便性を欠いた企画となり、深く反省しております。つきましては握手券の利用ルールを変更させていただきます

【ついては】

・当レストランでは本店にて新メニューのご試食会を実施いたします。ついては、ささやかな試食会ではございますが、是非ともご試食いただき、ご意見を賜りたいと存じております。

・当社は、鉄軌道旅客運賃の変更認可申請を行いましたが、本日、国土交通大臣より認可されました。ついては、2024年3月に運賃改定を実施いたします。

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