接続詞 それなら、それでは、そうすれば、そうしなければ、そうすると、そうしないと(定義)条件の接続詞 文と文を結びます。 前の文で述べられた条件に対し、意見や判断を述べる場合に使われます。 「それなら、それでは」は、前の文の『過去の事実か、近未来であっても、100%実現する確定条件』である内容に対して、意見や判断を述べる場合に使われます。 「それなら」は、口語的でやわらかい言い方で、「それでは」は、あらたまったかたい言い方になります。話しことばで、「だったら」になることがあります。 「そうすれば、そうしなければ、そうすると、そうしないと」は、前の文の『仮にそうであるとする仮定条件』である内容に対して、意見や判断を述べる場合に使われます。 「そうすれば」は、「前の事がら」が条件として成立するのであれば、「後の事がら」が成り立つという意味で使われます。 「そうしなければ」は、「前の事がら」が条件として成立しないのであれば、「後の事がら」が成り立たつという意味で使われます。 「そうすると」は、「前の事がら」が起こると、「後の事がら」が起こるという意味で使われます。 「そうしないと」は、「前の事がら」が起こらないと、「後の事がら」が起こるという意味で使われます。
(例文)【それなら、それでは】 ・「今晩はあなたの好きな焼肉よ。」「それなら、早く帰るよ。」 ・「田中さんが転勤されるそうです。」「それでは送別会をしなければなりませんね。」 ・「吹雪のため今日はこれ以上進めそうにありません。」「それでは今日はここでテントを張り宿泊しましょう。」 ・「Mサイズはどうでしたか?」「小さかったです。」「それではLサイズをご試着してみてください。」 【そうすれば、そうしなければ、そうすると、そうしないと】 ・自分がされていやなことは人にするべきでない。そうすれば、人に嫌われないだろう。 ・自分がされていやなことは人にするべきでない。そうしなければ、多くの人に嫌われるだろう。 ・自分がされてうれしいことを人にしよう。そうすると、あなたの周りのひとが幸せになるだろう。 ・自分がされてうれしいことを人にしよう。そうしないと、あなたの周りのひとが幸せにならないだろう。 |