接続詞 最初に、次に、最後に(はじめに、そのあと、おわりに)

(定義)

 列挙の接続詞。

 句と句・文と文を接続します。
 前で述べた事がらに対して、時間またはある観点から順序があるものを順番に列挙して述べる際に使います。

(補足1)

 「1番初めであること」「1ばん後であること」を強調して述べたいときには「最初に」「最後に」を使います。

(補足2)

 「はじまりであること」「おわりであること」を強調して述べたいときには「はじめに」「おわりに」を使います。

(補足3)

 「まず」は「はじめに」「最初に」のやわらかい言い方です。

(補足4)

 「続いて」は、その後の事がらが前の事がらに対し連続していることを強調して述べたい場合に使います。 

(補足5)

 「おしまいに」は、「おわりに」を美しく言いたいときに使います。美化した言い方。

(補足6)

 体言止め(名詞・代名詞で終わること)の事がらを列挙していく際は、「最初が」「次が」「続いてが」「最後が」、「はじめが」「そのあとが」「おわりが」となります。ただし、「まず」は「まずが」などにはなりません。

(補足7)

 「最初に」「はじめに」に「まず」「1番」を付けて「まず最初に」「まずはじめに」「1番最初に」「1番はじめに」、「最後に」に「1番」「そして」を付けて「1番最後に」「そし最後に」とするとより「いちばん初めであること」「いちばん終わりであること」を強調した表現になります。また、「まず1番最初に」「そして1番最後に」という言い回しもあります。

(補足7)

 「最初に、次に、最後に」、「まず、はじめに、そのあと、おわりに」でセットで使わなければならないということはありません。混ぜて使っても問題ありません。

(例文)

・会社で重要な事項を決定する手順は以下の通りである。まず、社長に方針を伺う。次に、その方針に基づき案を複数作成する。最後に、社長に最終的な決定してもらう。

・今日は太郎君と一緒に勉強した。最初に数学の勉強をして、続いて英語の勉強した。そして最後にお互いで問題を出し合って終わった。

・今日は太郎君と遊んだ。はじめに、太郎君の家でゲームをした。そのあと、カードゲームで対戦して、おしまいに、日が暮れるまで公園でキャッチボールをした。

・今日は学校で中間試験があった。最初が英語のテスト、次が数学のテスト、最後が国語のテストだった。

・今日は学校で期末試験があった。はじめが物理のテスト、そのあとが化学のテスト、おわりが歴史のテストだった。

・心理学者のマズローは人間の欲求には5段階あるとした。まず最初が、1段階目の「生理的欲求」、次が2段階目の「安全の欲求」、その次が3段階目の「所属と愛の欲求」、そしてその次が4段階目の「承認欲求」、1番最後が5段階目の「自己実現の欲求」である。

・僕はいつも朝起きると、まずはじめにトイレに行き、続いて服を着替えて、次に忘れ物がないかチェックをする。そのあと朝ごはんを食べて、最後に歯磨きをしてから学校に行く。