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接続詞について (一覧と解説)
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接続詞 特に、とりわけ、なかでも、その中でも
接続詞 特に、とりわけ、なかでも、その中でも
(定義)
注目の接続詞。
文と文を接続します。
「特に」は、前で述べた物事・内容において、特別な物事をとりあげる際に使われます。
「とりわけ、なかでも、その中でも」は、前で述べたある傾向・特徴がある物事・内容・グループにおいて、特にその傾向・特徴が強い物事をとりあげる際に使われます。
「特に」と「とりわけ、なかでも、その中でも」とのイメージのちがいは、「多くのものの中でも特に」が「とりわけ」です。
(例文)
【特に】
・今の時代、どんな事件・物事もネットのニュースサイトにあっという間に掲載され世界中に伝えられる。 特に、Yahooニュースの速報の速さには驚くばかりだ。
・年末に近づくほど時間が早く過ぎるように感じる。特に、12月はあっという間に過ぎてしまうように感じる。
・スマートフォンでネットサーフィンを長時間していると知らず知らずのうちに通信容量を大幅に消費しがちだ。特に、Youtubeなどにおける動画コンテンツはデータ量も多く、毎日何時間も視聴しているとあっという間に通信容量を使い尽くしてしまう。
【とりわけ】
・子供が小学生から中学生になるときに勉強につまずく子が多い。とりわけ、英語・数学の勉強につまずきそのままその2教科が苦手になってしまう子が多い。
・このごろ応援しているサッカーチームの連戦連敗が続いている。とりわけ、この間のJ2降格が決まった試合はショックだった。
・プロスポーツ選手は誰しもいつか第一線を退く時を迎える。とりわけプロ野球の世界では引き際が難しい。
【なかでも】
・このクラスは学年の中でも平均点が低い。なかでも、数学の平均点が低い。
・私はおでんが好きだ。なかでも、よく味のしみた卵が1番好きである。
・ネット通販企業の進化によって世界の小売業のクオリティが急速に高まったのは、もはや疑いようがありません。 なかでも、商品を注文してから商品が手元に届くまでの早さの進化は驚くべきものです。
【その中でも】
・ブルボンのおかしはおいしい。その中でも、ルマンドがおすすめである。
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