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接続詞 なるほど

(定義)

 受容(じゅよう)の接続詞。漢字で書くと「成る程」。

 文と文、節と節をつなぎます。

 他人の言葉に対し、それを受け入れて自分も同意見であることを示します。

 また、自ら述べた前の事がらに対し、自ら納得したりする気持ちを表します。

 文章中ではあまり使われません。会話の中で使われる言葉です。書き言葉ではなく話し言葉。



(例文)

<他人の言葉に対し、それを受け入れて自分も同意見であることを示す使われ方>

・「この料理は酢と砂糖を使って作るんです。」「なるほど、だから甘酸っぱい味がするんですね。」

・「彼女はピアノが得意だ。」「なるほど、音楽の授業でいつも輝いているのもわかる。」

<自ら述べた前の事がらに対し、自ら納得したりする気持ちを表す使われ方>

・話には聞いていたがなるほど、見事な作品だ。

・先生は試験に向けて一生懸命に勉強するように言ってくれた。なるほど、勉強は大切かもしれない。しかし、勉強より大切なことがあります。

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