接続詞 つまり、すなわち、要するに(定義)簡略(かんりゃく)の接続詞。 語と語、句と句、文と文を結びます。 前で述べた内容を簡単にまとめます。 「つまり」は、前で述べた内容の、本質(だと思うこと)について述べます。やや、やわらかい言葉です。 「すなわち」は、前で述べた内容の意味を、分かりやすい言葉または短い言葉で言い換えるときに使います。やや、かたい言葉です。 「要するに」は前で述べた長い、または分かりにくい内容を、短い言葉で分かりやすく言いたいときに使います。
(例文)【つまり】 ・彼は私の父の弟の息子、つまりいとこです。 ・昨日徹夜で勉強した内容が全くテストに出なかった。つまり、無駄な努力をした。 ・日本人は今も昔も変わらない。つまり、水と安全はタダだと思っている。 ・もう30分以上も話しを聞いているが全く分からない。つまり結論は何なんだ? ・年をとると好きな曲が変わってくる。つまり心が変わっていくということだ。 【すなわち】 ・教育とは何か?すなわち教え育てるということです。 ・中日のマスコットキャラクターすなわちドアラはいつも元気です。 ・彼はサラリーマンだ。すなわち会社で仕事をして給料をもらっている。 ・3割引とは、すなわち元の値段の30%の金額が定価から引かれているということです。 ・試合に勝って勝負に負けた。すなわち、完全な勝利ではない。 ・試験科目は5科目、すなわち英語・数学・国語・理科・社会です。 【要するに】 ・彼は自分の都合ばかり優先して、他人の都合を考えない。要するに、自己中心的だ。 ・「一緒の墓に入ってくれ。」「要するに結婚してくれってこと?」 ・たまごには、たんぱく質やカルシウム、鉄分など、ビタミンCを除くほぼ全部の栄養素が含まれています。要するに「完全栄養食品」です。 ・人間は戦争を幾度となく繰り返す。要するに、人間はおろかな生き物だということだ。 |